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不動産知識のない方からすると、リースバックって聞いたこともないよ。もしくは、CMで名前くらいは聞いたことあるよ。程度なのかもしれません。
そもそも、この制度が何か分からないと、どう利用していけば良いか分からないと思うので、しっかり説明していきますね。
簡単に言うと、家を売却するけど、その家に住み続けることが出来る仕組みです。
売ったのに住み続ける？？
一般的には、売ったら退去して違うところに住むのが通常ですよね。リースバックの場合は、売却しても賃料を払い続ければ、そのまま住み続けることが可能です。
例えば、家を売却しても、子供の学区は変えたくないとか、売却しても気に入ってるから住み続けたいなどの理由からですかね。あとは、返済が苦しいから一時的にキャッシュが欲しいなどもありますね。一括で買取の値段を出してもらい、所有権は買い取った不動産屋の所有権に移行します。
もちろん。家賃が払えなくなれば、購入した大家さん側は退去してもらう事が出来ます。ちなみに、またお金を貯めたり、生活に余裕が出てきたら、買い戻すことも可能です。
これだけ聞くといい事だらけのようにも思うかもしれませんが、そんなに甘くはないです。ここからが重要です。
仮にですが、銀行から借りているお金より多くの値段で買ってもらい。家賃を払い続けられたらいいと思います。
問題は銀行に借りている金額以下になった場合です。こうなると、抵当権が抹消できないので、不動産屋は買い取ることができません。
当然ですが、リースバックできないパターンですね。
これは売却できないだけですよね。
仮に、借金額まで引き上げて、買ってもらう場合は、購入した会社から借金をしている状態となり、家賃がそこに上乗せされます。そう考えると、銀行のローンよりも金額が上がってしまう可能性があるのです。
こうなると、売却する前よりも苦しい生活になってしまうわけです。
なので、リースバックをする場合は、必ず今の返済額との兼ね合いを考えて欲しいと思います。
また、余裕がある場合にはわざわざリースバックはしないことをオススメします。
売却しようと思ったなら、単純に仲介会社にお願いして、希望の金額での売却活動をしましょう。
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